梅は、梅雨の雨にあたってから収穫するといいと言われている。ちょうどその頃が収穫期になるのである。
梅を収穫する時期は梅酒を作る時期でもある。
6月になるとスーパーの店頭にも梅が並ぶので、この機会に梅酒を自作するのも面白いと思う。
梅酒を作るのは、簡単である。
梅の実、ホワイトリカー(焼酎)、氷砂糖、梅酒を漬ける瓶を用意する。ホワイトリカーは紙パックに入っていることが多いが、紙パックには梅酒の作り方が書いてあるので、それに従って作るだけでよい。
氷砂糖の量は甘い酒が好きかという好みによって多少変わってくるが、初めて梅酒を作る場合、氷砂糖は少なめにするほうがいいと思う。甘すぎると気持ち悪くて飲めないからである。一方、甘さが足りない場合は、飲む時に蜂蜜や砂糖を加えれば、それなりに飲めるからである。
梅酒をつけたら、半年くらい冷暗所に保管しておく。半年くらいしたら梅の実を取り出す。これくらいの時期に梅の実を取り出さないと梅酒に苦味が出てしまうことがある。
梅酒は漬けてから三ヶ月目くらいから飲むことができるようになる。10年以上置いておくことも可能である。時間がたてばたつほど熟成が進んでまろやかになるので、長期間置いておくのもいいと思う。
最近では、ホワイトリカーではなく、様々なお酒で梅酒を作ることがひそかなブームになっている。
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