梅ワインというのは、梅の実を発酵させて造るフルーツワインのことである。焼酎などに梅酒をつけて造る梅酒とはだいぶ違うお酒である。
梅ワインは梅100%で造るので、梅ワインのほうがより梅の味が濃厚である。また、梅者のように砂糖を使っていないので、自然な甘さの酒になる。
あるいは、梅酒が希釈を前提として造られている場合が多い(従って、度数的にはストレートで飲めるが、ストレートで飲むと甘さや濃さが強すぎる場合もある)のに対し、梅ワインはストレートで飲むことを前提に造られているという違いもある。
今回飲んだ、『梅ワインヌーボー』は勿論、梅ワインである。
2005年に実った樹上の完熟梅を使って醸造している。ヌーボーとは、勿論、ワインのヌーボーと同様である。まだ熟成しきっていない、未成熟な梅ワインである。
梅の自然な甘さと酸味が気持ちいい。フレッシュだが、ややアルコールがとがって目立ちすぎている感じがする。この部分が評価が分かれるところかもしれない。
しかし、ヌーボーとはそもそもそういうものである。いい悪いではなくて好き嫌いの問題だと思う。
アルコールの苦手な人は、成熟してまろやかさが加わっている梅ワインを選ぶほうがいいかもしれない。アルコールが苦手な人は、炭酸で割ったり、レモンをたらしたりするのもいいかもしれない。
梅酒など梅の酒が好きな人にとっては面白い酒だと思う。
多くの人にとってベスト1にはならないだろうが、梅ワインの『ヌーボー』は面白い試みだと思うし、梅好きなら試してみたい酒であろう。
果実酒
容量720ml
アルコール分7%未満
チョーヤ梅酒株式会社
梅ワインに関してはまだまだ初心者ですので、
むちまろさんのブログを参考にさせて頂いて
おいしいお酒を探して行きたいと思います♪
またお邪魔させて頂きますね。