2006年04月05日

酒菜「な嘉屋」京成店

 2006年3月17日に新しくオープンした酒菜「な嘉屋」京成店に行ってきた。場所は、オープンしたばかりの「水戸京成百貨店」の1階。カウンター席中心のこじんまりしたお店である。
 日曜の18時前くらいに行ったが、店内はわりと空いていた。時間が経つにつれて混んできたが、落ち着いてゆっくりとお酒を楽しめそうである。

 「な嘉屋」は木内酒造直営の居酒屋である(一応、株式会社な嘉屋運営ということになっている)。お酒と、茨城の地の素材に拘っているお店である。
 木内酒造は江戸時代から続く酒蔵で、常陸野ネストビールや菊盛、米焼酎木内などで知られている。勿論、「な嘉屋」ではこれらのお酒を楽しむことが出来る。
 その他、市販されていないお酒も用意されている。

 「な嘉屋」の店内は木を中心としたデザインになっている。テーブルも木で造ってある。

 まずはお酒を頼む。多くのお酒が500円で飲める。それよりも高いものもあるが、中には300円で飲めるお酒もある。
 僕は米焼酎木内のワイン樽貯蔵を頼む。知人は、「な嘉屋」の名物であるビネガードリンクを頼む。

 しかし、ブルーベリービネガードリンクが売り切れ。やむを得ず、もうひとつのビネガードリンクを頼む。

 米焼酎木内のワイン樽貯蔵は、グラスに大きな氷を浮かべて出てきた。微かに色づいて、樫樽とワインの風味も溶け出している米焼酎は実にうまい。
 ビネガードリンクもうまい。
 量は少ないが、満足できる味である。

 食べ物も手頃な値段である。500円くらいで頼めるものが多く、中には300円で頼めるものもある。
 まずは、本日のお薦めと、ライスと酒かすのリゾットのコロッケを頼む。本日のお薦めは玉ねぎとローズポークの串揚げだった。
 食べ物が出てくるのがやや遅いが、揚げ物は絶品であった。特に、玉ねぎの甘みとポークのマッチングが絶妙だった。
 量は少ないが値段も手頃で、お薦めの一品である。 次に、リアルエールを頼む。やはり、常陸野ネストの木内酒造の居酒屋なのだから、ビールは頼んでおくべきだろう。
 しかし、ブルーベリービネガードリンクに続いて、こちらも売り切れ。リアルエールは自然酵母を使ったビールで、市販もされていないようなので楽しみにしていたとても残念である。

 仕方がないので、スタウトビールを頼む。泡のきめが細かくてうまい。
 ちなみに、ビールも500円で飲める。

 知人は、蔵直送のお酒を頼む。これは日々異なるようだが、 今回は春待月の生酒だった。さすが生酒、甘みがあって米のうまみが伝わってくるお酒だった。
 
 その他いくつかの食べ物を頼み、最後は味噌汁。
 この味噌汁がうまい。味噌汁は絶対に飲んでおくべきだと思う。

 この他、まだ市販されていない木内のワインもあるし、日本酒のヴィンテージもある(ただしかなり高い)。
 食べ物も地の素材に拘ったいくつものおつまみやご飯・おにぎりもある。酒かすを塗ったトーストもある。

 また、酒かすを使ったチーズケーキや季節の野菜のタルトもある。お茶、紅茶、コーヒーもあるし、昼間にデザートを楽しみに行くのもいいと思う。

 木内のお酒だから、お酒に外れはない。しかも料理もうまい。お腹一杯になったり、ふらふらになるほど酔うには向かないかもしれないが、いいお酒といい食べ物で心地よいひと時を凄し、ほろ酔い加減になるには最高のお店である。
 2000円もあれば、ほろ酔い気分で店を出ることが出来るだろう。

 ただ、改善すべき点もある。
 オープン直後なので仕方ないのだろうが、売り切れのお酒や飲み物があったのは残念だった。
 また、頼んだ物がなかなか出てこないこともあった。客がそれへ度多くないのに、お酒がなかなか出てこなくて再注文したこともあった。店員は無駄に多いのに、残念だった。
 注文の間違いも頻発していた。

 この辺はすぐに改善できるポイントだろう。
 問題点を改善しつつ、料理の味を維持していけば、観光客、ビジネス客も呼べると思うし、地元のお客さんも増えると思う。
 今後が楽しみなお店である。

 「な嘉屋」のHPは下記。
http://www.nakaya.cc/index.html
posted by むちまろ at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽しく飲めるお店紹介
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